leemiyeonのブログ

在日韓国人です。10歳の事故で今は車椅子ですが、楽しく生きたいをモットーに日々奮闘しています。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

宮部みゆき「火車」

中高生の頃、赤川次郎やライトノベルは、友達に借りたりもして一時はまっていた頃もあったが、本格的に現代ミステリー小説なるものを手にとったのは、20代に読んだ宮部みゆきの「火車」が初めてだった。 1990年代、クレジットカードが普及してまだ間も…

三島由紀夫

三島由紀夫の作品については、中高生の国語の教科書に「金閣寺」が載っていることが多いと思われるが、私が、初めて中学1年で手にしたときの作品も上記の「金閣寺」であった。 美という固定観念にとらわれた主人公の狂気な行為は、当時の私には衝撃的であり…

谷崎潤一郎

私は、谷崎潤一郎の作品については、読むのを躊躇していた。それは、耽美派と言われながらも、彼の小説がマゾヒズムの体を擁していると知っていたため、小中学生の私には読む気がしなかったのだ。 中学1年の時だったか、教室の本棚の片隅に「痴人の愛」が置…

感動がとまらない

www.youtube.com K-POPが好きになって、5年余り。たまたま観たTV番組をきっかけに好きになったのが、「2PM」だった。 彼らがデビューしたての頃だったか、私が勤めていた会社の広報部から、商品のコラボで2PMが参画するとのことで、在日の私に「2PMを知…

夏目漱石

日本の小学校に転校して、入院先で芥川龍之介や太宰治等を毎日のように図書室から借りて読んでいた私だが、軽快なテンポで読みやすいことは認めるが(「坊ちゃん」「吾輩は猫である」など)、どうして、夏目漱石、この人が近代文学の中で文豪と呼ばれるのか…

薬物依存症

題名でいきなりこんなことを書くと、この人は危ない人だと思われそうだが、実際私の症状はかなり危険なものだと医者からお墨付きまで(?)出ている。いや、もはや医者から見放されていると言った方がいい。 小学校の事故で入院した10歳の頃からほぼ半年近…

太宰治

私が、芥川龍之介の次に魅せられた作家が、太宰治だった。 中学生の頃、演劇部に所属していた時、「走れメロス」のメロスを演じたことがあったが、左記の力強い作品よりは、「人間失格」のような己の弱さをとことんさらけ出す作品の方が好きだった。どんなき…

メイク、そしてコスメ・美容

私は、10歳で事故のため入院したわけだが、顔色が青白く、単なる色付きリップを塗っても、学校の先生から「李、メイクしてるだろ?おしろい塗ってるだろ?」等々、年中言われたものだった。 この頃になると、誰でも、思春期にさしかかることもあり、リップや…

癒されるもの

各人が自分にとって癒されるものを持っているかと思う。 私で言えば、音楽であり、読書であり、そう観葉植物を育てることも入るかな、コスメ・美容大好きなところを活かして、自分や誰かに化粧をしたときに上手と言われるとうれしいかな、それとブログで自分…

新生活が捗る逸品~私の場合

#新生活が捗る逸品 ある意味、新生活というべきか、コロナ禍で、夫婦ともに、互いに家にいざるを得ない状況下である在宅ワークを通して、ストレスや鬱屈した気分を解消するのにここ最近購入したもので役立ったものが、「ホットプレート」だった。 仕事から帰…

頑張る人々

news.kstyle.com 私は、どんな目標でもいい、頑張っている人が好きだ。いや、目標がなくても、日々生きていることに頑張っているなあと感じる人を見ると、応援したくなる。 何かに向けて頑張っている姿というのは、輝いていて、美しい。 結果ありきではない…

表現の自由

憲法第21条第1項 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 自身が専攻していた法学の話になるが、日本国憲法第21条で上記「表現の自由」が保障されている。 IT技術にて情報通信手段が極めて発達してきた現代においては、SN…

伊是名夏子♿︎コラムニスト  JRで車いすは乗車拒否されましたのブログを読んで

JRで車いすユーザー乗車拒否にあいました。「階段しかない駅なので案内はできない」と。今の時代でも悲しいかな、よくあること。バリアフリーって全然進んでいない、むしろ無人駅が増え後退してる。味方が必要なので、長いですが、どうか読んでください、シ…

今の私にできること

今の私にできること 私には、長い間目標や夢がなかった。 それは親に決められたレールだけがすべてであり、意見を言ったところで気に入られなければ却下されることの繰り返しのため、親の言いなり、その果ては、自分で考えて決めるという行為が最も苦手にな…

芥川龍之介について

芥川龍之介を知ったのは、日本学校に転校した小学5年生のとき。 道徳の時間だったろうか。「蜘蛛の糸」を読んだときの強烈なインパクト。こんな短い小説の中で、人間の本質をうまく描いた作品だなと子供心に驚きと感動を隠せなかった。 それから、彼の小説…