leemiyeonのブログ

在日韓国人です。10歳の事故で今は車椅子ですが、楽しく生きたいをモットーに日々奮闘しています。

頑張る人々

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私は、どんな目標でもいい、頑張っている人が好きだ。いや、目標がなくても、日々生きていることに頑張っているなあと感じる人を見ると、応援したくなる。

何かに向けて頑張っている姿というのは、輝いていて、美しい。

結果ありきではない、その過程で努力しているだけで、後押ししたくなる、声援を送りたくなるのだ。

それは、自分がただ漫然と日を暮らしてきたからかもしれない。

 

例えば、詳しくはないが、高校野球甲子園もまさにそのがむしゃらな姿は結果がどうであれ涙が出てくるし、自分の好きなK-POPでいえば、現在放送中のMnetサバイバル番組「KINGDOM」を毎回観ているが、出演アーティストが1位の座を獲得するために、たゆまぬ努力を積み重ねてきた結果、繰り広げる生パフォーマンスは、どのアーティストも迫力があってかっこよく、全員応援したくなるほどだ。

また、別件にはなるが、自分が障害者であることを受け入れ、在日であることを誇りに生きてきたものの、いつも受け身で生きて、目立たないようにしてきた感のある私が、最近ある記事に意見したところ、ちょっとした騒動に巻き込まれ、揶揄されたり、批判されたりしたことで、障害問題に前面から取り組んでいる人々を知って、その姿に、勇気と活力をもらいつつ、自分としても何かできることはないかとこの年になって初めて真剣に考えた。私は恩恵にあずかる側だけで、闘う先人のことを特に気にしたこともなかった。その時、その時の与えられた状況で必死に生きるしかない、声をあげるということなど想像したこともなかった。しかし、自ら行動することの大切さ、黙って甘んじるだけでは何も変わらないのだなということを痛感した。

 

今後、就職と並行して心理カウンセラーの資格を取るべく勉強をしていくつもりだが、何か私にもできることはないか、今回この事件をきっかけに知り合った人を通して自分でも再考しつつ、微力ながらも悩んでいる人(それは障害者だけでなく、性別、宗教、国籍等諸々ある)の手助けをしたいと心の底から思う次第である。

 

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