leemiyeonのブログ

在日韓国人です。10歳の事故で今は車椅子ですが、楽しく生きたいをモットーに日々奮闘しています。

メイク、そしてコスメ・美容

私は、10歳で事故のため入院したわけだが、顔色が青白く、単なる色付きリップを塗っても、学校の先生から「李、メイクしてるだろ?おしろい塗ってるだろ?」等々、年中言われたものだった。

この頃になると、誰でも、思春期にさしかかることもあり、リップやネイルぐらいは、親のものを借りたり、ワンコインで買えるしろものは持っていたものだが、何もしなくてもメイクをしているとよく注意されたのを憶えている。

 

確かに、小学校高学年ぐらいになってきたら、メイクへの興味は増してきた。しかし、なにぶん、お金がない。そこで、リップがせいぜいだった私だが、病棟の図書室に置かれていたメイク方法が載っている雑誌も、他の読書同様に、興味深くよく見ていた。

 

20歳になる前に、足が不自由ながらも、バイトをし、稼いだお金で安いコスメを買って、メイクをするようになり、その楽しさを知った。しかも、自分のメイクが、ホステスの手伝いをさせられるときに、女性人のみならず男性客にも好評であり、親にまで伝授するほど、また、当時は化粧水の手作りまでする勢いで、コストは安くてもこんなにかわいく、きれいにメイクできるんだということを、人にも実践することで、周りに相当の評価を得ていた。

この点において、私はセンスがあったと自分でも思う。何も高いものを使う必要はない、その後家を出て働くようになって高いものから安いものまでほぼ全部のコスメを制覇したと言っていいが、結局はその人の腕次第で、かわいくも、きれいにも、いかようにも変化できるのだと自分自身の経験で悟った。

 

しかし、残念なことに、私の場合、超敏感肌が年々ひどくなり、あらゆる化粧品を試したものの、ほとんどゴミ箱行き(今でこそ使いかけでもメルカリ等で売れるが)という始末。これは、本当試してみなければわからないので、お金の無駄遣いと言われても仕方がない。さらに、私は、顔だけでなく、全身の肌(頭皮からつま先まで)が弱いため、どれだけのお金を費やしたことだろう。今は、完璧とは言えないが、半ば良しとして、若干高めではあるが、国産のオーガニックコスメをラインで使用し、メイクもオーガニックのミネラルファンデーション等にほぼ統一している。外資系のものは、特に赤味やかぶれが出やすいので、今はもはや使用していない。

シャンプーもボディーソープも無添加にしている。それでも、完全にかゆみ等がとれるわけではないのだが。

 

そう考えると、メイクが好きなのは、人を外見的にきれいにすることで、自身をもたせること(中学高校の頃の私は、顔のどこどこが嫌いということで、顔を隠しながら人と話す癖があった時期があったほど)に一役買うこと、そして、人にメイクをしてあげることで上手!と喜ばれることもさらなる自分への自信につながること、そのうえで、外見だけでなく、内面も備わってなければいけないという自己啓発にもつながる、私は、どんなに年をとっても、メイクをするであろうし、コスメ・美容が好きだ。自分の肌が弱いだけに、知識にも詳しくなったこともあるが、本当なら、メイクで人を幸せにできたらなあと、車いすでも許されるなら、メイクアップアーティストになりたかったなあという思いもある。

 

みんな、内面も外見も美しくあれ!!年齢は、関係ない♡

 

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