韓国テレビドラマの魅力
私は、K-POP同様、韓国ドラマも大好きなのだが、以前、そう数年前までは全く興味がなかった。
ある時、たまたま観た(確かAbemaTVだったか)『美男ですね』を何気に観ていたら、みるみるうちに引き込まれていって、その日徹夜をして一気に観てしまった!翌日、仕事があるにもかかわらずである。そこに出ていたCNBLUEのジョン・ヨンファやFTISLANDのイ・ホンギが各々ロックバンドを率いていると知って、ソテジハアイドゥルから10数年ぶりにK-POPに触れることにもなる。ロック好きな私としては、韓国侮れず!かっこいいし、上手ではないか!!と感心したものだ。
『美男ですね』以降、配信されている韓ドラは毎日たて続けに観ていった。一日一作品のペース、テレビドラマのみならず、映画もバラエティ番組も面白そうだと思ったものから順に観て行ったら、そのうちほとんど全部制覇して、今や観るものがなくなってしまった。仕事をしているにもかかわらず、まあ不健康な生活を何年もしていたものだと思うが、私は集中すると止まらない、寝られない、結果的に、一年間365作品観ていた、いやそれ以上かもしれない。
今は、観るものがなくなってしまって(日本で配信されているものは)、韓国語の勉強、復習がてら、また母国語である韓国語を忘れないようにするためにもいいと思い、韓ドラやK-POPで気に入ったものを繰り返し、つけっぱなしで寝るという、これまた睡眠に悪いことをここ数年毎日ずっとしている。小さい頃から、元々睡眠が浅く、3-4時間で起きてしまって寝られない体質なのにである。
韓国ドラマで一押しといえば、私にとっては、『トッケビ』が一番である。壮大なるファンタジーでありながらも、ラブロマンスの中に、生と死、愛と赦し等、深く考えさせられる要素があり、感動必至である。
次に良い作品を挙げるとしたら?と聞かれても、観すぎてこれ!というのがもう挙げるのが難しい。どれも同列ぐらいのものが多い。
韓国ドラマを多く見て言えるのは、日本の昭和の古き良き部分を醸し出すようなドラマが多いせいか(冬ソナもそれにあたるだろう)、懐かしいような、何か忘れていたものを思い出させるような、ノスタルジックな雰囲気に引き込まれて、どんどんハマっていくという作品が多いこと。涙、涙、涙なのである。
それでも、最近は、そういった要素も少なくなってきた感はあるが、観る作品、観る作品、感極まって号泣してばかりの私は、やはり韓ドラ沼からはしばらく抜けられそうになさそうだ。
トッケビで印象的な言葉は、ウンタクの「死があるからこそ生が輝くのよ」かなあ。
その通り。今日明日いつ死ぬともわからない自分という人間、一日一日を大事に大事に生きなくちゃ...ね。
こんな世知辛い世の中だからこそ、興味のある方は、是非韓国ドラマを観てみてください。