生きることの意味
自分は何のために生まれてきたのか
私は、幼少の頃から常に頭からその疑問が離れなかった。
大人になった今でも変わらない。
心療内科に行ったときに、それは親子関係の不全が招いた結果であり、親に愛されたことがない人にありがちだとのこと。いわゆる毒親から縛られて、未だその呪縛から解き放たれることなく、苦しんでいるからであろうと。
私は、人間関係が大人になるにつれて苦手となり、親の顔色を伺って育ってきたせいか、社会に出てもその癖は治らず、そのために自分が悪くない事態であっても、必要以上にに謝り、結果、自分から身を引いてきた。つまり、会社を辞めてしまうということを繰り返してきた。
そんな社会不適合者?ともいえる私が、未だに「生きる意味とは?自分は何のために生まれてきたのか?」を問い続けている。哲学や心理学等のあらゆる本をあさって読み、あるいはカウンセリングや講習を受けたり、あるいは病院へ行って助けを求めたり...。
「あなたは愛されるために生まれてきた」
私の現在の結論は上記の言葉に尽きる。未だ愛というものを知らない、生まれてこなければよかったと考えてしまう自分の人生において、あなたは愛されるために生まれてきたんだよということを実感してほしい、それが私の大事な使命なのかもしれないと。自分を好きになれず、自分を大事にしない人間が、人を愛し、人に手を差し伸べることができない、いや、できたとしても、それは自分に無理に負荷をかけて相手を助け、結果、自分が疲弊してしまうだけだろう。
だからこそ、自分を愛し、自分は愛されるために生まれてきたことを知ってほしいという神からの問いかけを感じるのだ。
現実にはなかなか自分の思考を変えられず、つらいところなのだが...。最期に、そう思える自身でありたいことだけは確かだ。