leemiyeonのブログ

在日韓国人です。10歳の事故で今は車椅子ですが、楽しく生きたいをモットーに日々奮闘しています。

私の人と変わっているところ その2 生活スタイル編

     

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 生活スタイルというと大げさだが、まあ、私を知っている人が聞いたら、びっくりする、ミヨンちゃん(もしくは美蓮ちゃん)、そんなふうに見えないのに!と驚かれるようなことだ。

 

①私は、貧乏を強調するわけではないが、小さい頃、父方の祖母宅にはお風呂がなく、銭湯通いだった、どんなときも2日に1度の割合と決まっていた(夏だろうと冬だろうと)。その後、事故で入院することとなった10歳の時、お風呂に入れないため、基本、整式といって、温かいタオルで身体を拭くのみの行為を数か月強いられた後、病院のお風呂は週2回まで。つまり、3日おき。それに慣れていた私は、家に帰って、受験時代に、自分に課した制裁(何のためにその制裁を課したかは忘れた)として、1週間お風呂に入れずに我慢できるかを試した。見事成功(こんなことを成功と言っていいのか)した。単なる不潔にすぎないが。

私は、元来肌が弱く、アトピー体質であるので、見た目だけで、医師が「李さんは綺麗好きだからいけないのよ、頭も体も頻繁に洗わなくてもいいの!」と言うのだが、「いえ、私は、お風呂嫌いというか、入らなくても平気なので、別に頻繁に入っていません」と言うと、どの皮膚科に行っても信じてもらえない。

見た目なんて、当てにはならないいい証拠だ。身ぎれいにしているだけで、そう思われるのだから。

 

②私は、小さい頃から、トイレが近かった。にもかかわらず、勉強や仕事に熱中すると、一日一度もトイレに行かないなんてことがめずらしくない。それで、周りの人間が、「ねえ、李さんてトイレ行かないよね、休憩しないよね、お昼休憩もとってないよね」と言われることもしばしば。これは何の自慢にもならない、会社の規則にも反しているし、自分の身体にもよくないことなので、本当に直さなくてはならないと思っている。とにかく、集中すると、席から離れない傾向が強すぎて、上役から注意を受ける。要領が悪いがゆえに、人より頑張ってしまう結果がこれだ。

 

③寝るときにパジャマを着るのが自然だろうが、私は普段着(例えばTシャツとジーパン等)を着て寝る癖がある。それは、自分が身体が不自由なため、地震や事件等何か起こった時にいつでも逃げられるようにと、なぜか身構えてそのような格好を学生時代からするようになってしまい、今でもパジャマを着るとなると、何となく落ち着かない。

 

④おしゃれが好きな私だが、決してどこかの有名ブランドのものを常に買っているわけではない。それどころか、ウインドウショッピングが嫌いな私は、専ら通販で買う主義。そして、ここと決めた会社でしか洋服は揃えないのだが、それは、あちこちで買うと、私の場合、散財してしまうのがわかるから。値段も年齢的に言えば、さほど高いものとも言えない、にもかかわらず、美容とメイクが好きなためにそこに力を入れているせいか、例えば1万円のワンピースを3-4万円するものと勘違いされる。そこで、あえて言わなくてもいいのに、「これは通販で買った1万のワンピースです」と必ず弁明する。素直にありがとうと言えばいいのに。

これも、見た目に騙されているだけのこと、そういえば主人も私に出会った頃、綺麗好きであり、洋服でもいいものを買う目利きだと勘違いしたと後で言っていた。こんなことはしょっちゅうだ。見た目など当てにはならないのである。

 

⑤私は、整理整頓が苦手だ。汚れていると俄然、仕事もプライベートもテンションが上がってやる気になる。しかし、世間では、整理整頓のできない奴は仕事ができないとのこと、当たらずとも遠からず。どうもきれいな中で何かを成し遂げるのが非常に落ち着かない。周りにしてみれば、汚い方が見ていて不愉快であろう。この私を見て、主人はADHDでは?と疑っているが、果たしてどうだろう、それを言ったら、いきなり怒りだす人は発達障害、浪費癖は躁うつ病などと定義づけるのと変わらないような気もするのだが。医師に今度聞いてみよう。

 

要するに、私は、見た目は清潔そうで、どんなことにも神経質に見えるが、けっしてそうではない、性格的には神経質だが、部屋はそれを物語ってはいないし、清潔でなく、そう見えるように繕っているだけ、そして、みんなの第一印象が、李さんはお嬢様育ちに見えて、クラシックを聴くと思っていたとか、クールでお笑いなんて興味がないと思っていたとか、美しいことを言ってくれるが、全て逆である!クラシックどころかハードロック・ヘヴィメタルが私が音楽を聴くきっかけを作った大事な要素であるし、プロレス?なんて言われるが、そのプロレスこそ、私の若かりし頃の活力でもあったし、馬鹿を言って騒ぐのも決して嫌いではない人間だ。自分で、物まねやギャグを言って主人を笑わすことも多い。本当のお前を知ったら、面白くて驚くだろうなあと主人はいつも残念がっている。

 

第一印象が大事というが、私はこの第一印象で相当損をしてきた。少なくとも、私は、相手を観るとき、その印象で相手に偏見を持つことだけをやめようと努めている。私が最も良い例だから!